ママになり、未経験からウェブクリエイターになったわたしが、ただひたすら好きなものについて語るブログ。
ウェブクリエイターママのお料理がんばる宣言!

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ウェブクリエイターママになりました

新卒で就職した介護用品メーカーを、妊娠を機に退職し、出産を経て、まったくの未経験からウェブデザイナーとなったわたしが、3年間の実務経験を積み、このたび、晴れてウェブクリエイターママに転身いたしました!

ただの自己紹介なのですが、この記事がもし「在宅ウェブデザイナーになりたいけれど何から始めたらいいのか分からない」という人や、「現職デザイナーからクリエイターにステップアップしたいけど何を学べばいいのか分からない」という人の目に留まり、お役に立てれば幸いです!

ウェブクリエイターママって?

ウェブクリエイターママとは、在宅でウェブクリエイターの仕事をしながらその収入で家計を支える兼業主婦のことを指しています。わたしが今考えて今名付けました!笑

副業や趣味ではなくあくまで本業として、常駐ではなく在宅勤務で、できれば業務委託ではなく雇用契約で、ウェブデザイナーまたはクリエイターの仕事がしたいという方に向けたお役立ち情報を発信できればと思います!

もくじ
  1. 子どもが産まれ、在宅ワーカーになることを決意!
  2. まずは簡単なレスポンシブサイトを作れるようになる!
  3. クラウドワークス1本でパート収入は見込めない・・・
  4. この業界、代表者ひとりという法人もおすすめです
  5. 実績とコネクションが何よりも役に立つ世界!

子どもが産まれ、在宅ワーカーになることを決意!

わたしが「家に居ながらできる仕事はないかな?」と考え始めたのは、上の子が1歳になる年のことでした。育児休暇を取得しているママだったら復職の時期ですから、わたしもそろそろ再就職を、と考え始めたのです。

ただ、小さな子どもを残して働きに出ることって、簡単には決断できませんよね。
それこそうんと小さいうちは近所の保育園に預けフルタイムで働くこともできるでしょうが、例えば小学校1年生になったらどうだろうと。「学童」や「鍵っ子」ももちろん考えましたが、どうしても良しと思えませんでした。

と言うのも、わたし自身が小学生の頃、年頃の女の子によくあるいわゆる「仲間外れ」のようなトラブルに巻き込まれひどく気が滅入っていた時期に、自分の母親がいつも家にいて「お帰り~」と迎えてくれたことで、いくぶん心を強く保つことができていたという経験があったため、せめて小学生の間くらいは、自分がそうされてきたように、浮かない顔をして帰って来た我が子に「どうしたの?」と尋ねてあげられる、いつも絶対にそこに居て自分の味方をしてくれるお母さんというものを感じさせてあげたいと、兼ねてから強く思っていたのです。

とは言え、わたしが専業主婦になるには少々家計の厳しい我が家。
そこで、家に居ながら働くことができる職種はないものか模索し、辿り着いたのが「ウェブデザイナー」だったのです。

ウェブデザイナーの資格取得のために勉強をするわたし

ウェブデザイナーの資格を取るためには、約3ヶ月勉強しました。資格試験自体は決して難しくなく、乳飲み子を抱えた未経験者でも独学で一発合格を望めるような内容だったと思います。

ただ、問題は、資格を取得しただけの実務未経験者を、在宅ワーカーとして雇ってくれる会社が果たしてあるのか?というところ。案の定、これがほとんどありません。涙

在宅勤務に理解があり、自由な働き方ができるうえ、経営状態が安定していて、掛け持ちをしなくても月の収入に心配がないような会社に、最初から雇ってもらえるなら言うことなしですが、ほとんどの場合、業務委託契約や成功報酬などの不安定な就労形態を受け入れ、場合によっては違う職種のパートタイムと掛け持ちをしながらも、ウェブ制作における実務経験をしっかりと積み、学び続けることを忘れず、着実にスキルを身に付け、人脈作りをしていった先に、在宅ワーカーとしての成功と安定は待っています。

かく言うわたしも、テレアポのアルバイトをしながらクラウドワークスでバナーを制作していた水面下の1年弱を経て、個人事業主の方が法人化したばかりのウェブ制作会社で3年間の実務実績を積み、ようやくウェブデザインで安定した収入を得られるようになったのち、今は渋谷駅に大きなビルと看板のある会社でウェブクリエイターの仕事を任されるまでになりました。

在宅ワークに魅力を感じてウェブデザイナーを志す、という方は多いと思います。特に主婦の方にとっては本当にメリットがたくさんありますからね。でも、わたしの見てきた限り、最終的に在宅ワーカーとして毎月決まった収入を得るまでに漕ぎ着けるウェブデザイナーは、そうでない方の半分以下です。

途中で挫折してしまわないためのコツは、最終目標はあくまで最終であることを理解し、近々の目標は必ず自分で動かせる課題にまで掘り下げ、スモールステップで達成していくということです。
次章以降、着実に最終目標達成を目指せる最も効率的な手順について、順を追ってご紹介させていただきますので、ぜひご参考になさってみてください。

まずは簡単なレスポンシブサイトを作れるようになる!

パソコンモニターとペン立て

今だから言えることですが、わたしが取得した「ウェブデザイン技能士3級」という資格については、ウェブ業界のリクルーティングにおいて、実はほとんど必要とされていません。それよりも「なにをどこまでできるのかPRしてください」と言われることのほうが圧倒的に多く、これを証明する「制作実績」「ポートフォリオ」を提出できる人こそが、どの企業においても優先的に採用されるという現状があります。つまり、資格を取る勉強をするくらいなら、はじめから「ポートフォリオ」を作成するのに時間を費やしたほうが賢明であるということ!

いちばん効率的なのは、メモ帳やテキストエディタなどを使い、htmlタグを手打ちしながら、ひとつの簡単なレスポンシブサイトを作り上げる、という学習法だと思います。これで面接時に必要なポートフォリオを準備しながら、現場で即使えるスキルを時間をかけてじっくりと身に付けられるでしょう!

ちなみに、わたしがこの学習に最適だと考える教材は、エビスコム『HTML5 & CSS3デザインブック』です。本当に、超おすすめ!

この教材に従って実習を終えれば、「何もない状態からウェブサイトを組み立てる」ということができるようになります。
この「何もない状態からウェブサイトを組み立てる」ということを、ロジックに基いて正しく実践でき、また誰かに説明できるくらい深く理解できた状態でスタートを切れたなら、その人のウェブデザイナー人生は半分成功したようなもの!

と言うのも、独学でウェブ制作を学ぶ人がやってしまいがちな失敗のひとつに、「テンプレートのカスタマイズ」から学習をスタートさせてしまうという誤りがあります。これをやってしまうと、ウェブサイトの仕組みや基礎の部分を理解する前に、スタイルシートの読み書きができるようになってしまうため、あるとき「いくら考えても何が原因でここが崩れてしまうのか分からない」というように、突然頭打ちを喰らう事態に陥り兼ねません。
たとえ運良くそうならずに切り抜けてゆけたとしても、将来SEOを意識したファストコーディングやコンバージョンを意識したデザイン、マーケティングについても学びを深めていこうとなったとき、必ず限界が訪れます。

あるいは、同じ教材で学習を始めたとしても、各章ごとに解説をきちんと読み、理屈を理解しながらじっくりと丁寧に進めた人と、考えながら読むことをせず、解答をコピペしてなんとなくできた気になっている人とでは、一年後に挫折する方は明らかです!
たとえ天性のデザインセンスを持っていたとしても、考えることや学ぶことが苦手なデザイナーは、いつか必ずついていけなくなる時が来ると断言できます。

もし、どうしても『HTML5 & CSS3デザインブック』が難しい、読み進められないと感じる人は、更に基礎的な『HTML5 & CSS3レッスンブック』をやり終えてから、デザインブックに着手するといいと思いますよ!とにかく、実践あるのみです。

クラウドワークス1本でパート収入は見込めない・・・

簡単なレスポンシブサイトが制作できるようになり、ポートフォリオの作成も進んだら、いよいよ就職活動(転職活動)です!

一般的な求人サイト「マイナビ」や「バイトル」、あるいは「しゅふJOB」「ママワークス」のようなパートタイムに特化した求人検索にも「在宅ウェブデザイナー」の募集はもちろんありますが、採用の条件は「実務経験3年以上」や「Adobeグラフィックソフト上級者」「WordPress上級者」など比較的厳しく、時給は平均1,300円~1,800円と待遇も悪くないため倍率も高めです。現時点では、書類選考をパスすることもなかなか難しい状況でしょう。

そこで注目なのが、「クラウドワークス」という、多くのエンジニア・デザイナーが利用するクラウドソーシングシステムです。
実務経験のないウェブデザイナーが一番簡単に在宅ワークを見付けることができるのが、恐らくこのクラウドワークスではないかと思います。仕事内容も「バナーの制作」や「既存サイトの更新」といった軽い作業依頼から受けることができ、募集人数が多めなのも特徴的です。

ウェブデザイナーの仕事を探すわたし

ただし、一ヶ月80時間程の稼働で7万円や8万円のパート収入を毎月必ず得るという、一般的なパートタイムジョブを実現するための仕事量を、クラウドワークスだけで獲得しようとするのは、到底無理であるということを覚えておかなければなりません。

また、「今日仕事が見付かったからと言って明日明後日見付かるかは分からない」ということも念頭に置いておきましょう。と言うのも、多くの企業にとってクラウドワークスでワーカーを探すのは「たまたまキャパを超えた仕事量が舞い込んだ」など臨時的なケースが多く、たとえ気に入ってもらえたとしても、その先継続して仕事をもらえるか否かというのは誰にも分からないのです。まして「いつか雇用してもらう」なんて夢のまた夢、くらいに考えておいた方が良いでしょう。涙

現実を悲観せず逆説的に考えれば、どういった形であれ、実務経験さえ積めば、平均時給1,300円~1,800円の、より条件の良い仕事に就くことができるワケですから、「今はまだそのための準備期間」と割り切って、時給換算で500円程度の仕事でも、ご自身の能力と相談し、できそうなものは積極的にやってみることをおすすめします!

この準備期間をどのようにして過ごすのかは、「在宅」であることを優先するのか、「収入」を優先するのかによって、大きく下記の二択に分けることができると思います。

準備期間の過ごし方
「在宅」を優先する場合 通勤できない事情があって、どうしても家で仕事をしたい人はこちらになります。クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングをメインツールとして、単発・継続の案件を探し、こなしていきます。
メリット ウェブ制作の仕事はもちろん、ウェブライティングのお仕事にも興味があれば、未経験者でも受けられる仕事がたくさん見付かります。キャッチコピーやクロージングコピーといったウェブマーケティングにおける基礎的なコピーライティング他、制作にも活かせるような技術を幅広く身に付けることができます。
デメリット 毎月の収入が安定せず、また全稼働時間を時給換算すると割に合わないということになりがちです。
「収入」を優先する場合 とにかく月に決まった収入が得られなければ家計が厳しく、また今は通勤できるが後々在宅にシフトしたいという人はこちらになります。クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングで単発の制作案件をこなしながら、別の通勤のパートタイム(またはフルタイム)を掛け持ちします。
メリット 実務実績を積みながら貯金をすることができます。これをAdobeソフトの購入やテキスト購入費にあて、技術面の向上を図ることもできます。
ちなみにわたしは貯金もしつつ、AdobeソフトはCCではなくCS4やCS5をAmazonなどで安く購入しました。
デメリット 日中は通勤、就寝前の2時間は在宅ワークというような、バイタリティが問われるスケジュール感になります。

「収入」が優先だったわたし自身は、日中はパートタイムで貴金属買取店のテレアポをやりながら、夜は自宅でバナーの制作をしていました。こうした生活を送りながら、同時進行で少しでも条件のいい求人を探すワケです!

ちなみに、ある程度技術面が上達してきたら、この「貴金属買取店のテレアポ」の部分を、通勤のウェブデザインアシスタントなどに変えてみるのもいいかも知れませんね。在宅ワーカーには「実務経験3年以上」などの厳しい条件を掲げる企業でも、通勤者には為人を見ながら直接指導ができるという理由から、「実務未経験でもOK!研修でサポートいたします!」というように、採用時の条件が易しくなる傾向にあるため、案外すんなり見付かるかも知れません。

加えて技術職は時給面も普通のパートタイム・アルバイトより好待遇なことが多いので、場合によってはクラウドワークスと掛け持っていた頃よりも貯金がはかどるでしょう!

まれに「通勤で一年間経験を積めば二年目からは在宅勤務可」といった求人もありますが、こういうところは特に狙い目かと個人的には思います。

WordPressは勉強すべき?

採用条件に「WordPressのテンプレート制作ができる」などを掲げる企業にどうしても就職したい!といった事情がなければ、特別この時点でWordPressをマスターしておく必要はないと思います。あれもこれもと欲張ってしまうと、途中で挫折してしまうリスクも高まります。

それよりも基礎固めに注力し、「この人の能力ならWordPressも実務ベースでいじっているうちに使えるようになるだろう」くらい思わせられる作品をぜひたくさん生み出してください!

この業界、代表者ひとりという法人もおすすめです

どういったスタイルであっても、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングでウェブ制作の仕事を一年程続ければ、応募時に提出できる制作実績も充実し、スキルも向上してくると思います。
厳しかった書類選考も徐々に通過するようになり、面接の機会も増えてくるでしょう。

そうなれば、そろそろ「準備期間」を終え、本格的に在宅ウェブデザイナーとしての雇用契約先を探すことに本腰を入れ始めてもいい頃合いです!

ちなみに、雇用契約ではなく「業務委託契約」「業務請負契約」という形態で在宅ウェブデザイナーを募集している企業も多くありますが、わたしはこちらをあまりおすすめしません。

業務委託契約は業務を委託する側と請け負う側に雇用関係がないため、社会保険・雇用保険、最低賃金や有給休暇などの労働に関する法令が適用されず、また双方折り合いがつかなくなれば簡単に契約を打ち切ることができます。

これは生涯安定したパート収入を得たい「ウェブクリエイターママ」にとって大変大きなデメリットだと思いますので、少なくとも最初のうちは、なるべく「雇用」にこだわりましょう!

在宅ワーカーは雇用契約がおすすめ!

在宅ウェブデザイナーを募集しているウェブ制作会社というのは、立ち上げたばかりでオフィス自体がまだないか、反対に規模が大きく安定していて既に何人か在宅ワーカーを抱えている会社かのどちらかです。

ほとんどの人が後者を選びたいとお考えになることと思いますが、「将来的にこの業界でもっとステップアップしていきたい」と少しでも望むのであれば、始めは敢えて前者のような会社で経験を積むのもありだと思います。

と言うのも、既に何人か在宅ワーカーを抱えている会社というのは、通勤の社員と在宅のスタッフとそれぞれある程度役割が決められており、在宅者はほとんどの場合、アシスタント業務や雑務などを、指示のあった通りに進めていくという作業フローとなることが主流で、それ以上を求められることはあまりありません。

一方、従業員を雇わずに代表がひとりで運営している法人というのは、多くの場合、どこかの企業で広告事業に携わっていた優秀なディレクターやマーケター、あるいは営業マンなどが、自分の考案したプロモーションやビジネスを運用してみたくなって独立した、というパターンであり、雇われた在宅ワーカーは、恐らくその事業のウェブ制作に関わる全ての業務をひとりでこなさなければならないことになります。
具体的には、静的htmlサイトのデザイン・コーディングに加え、CMSの導入、アナリティクスなどを用いたWeb解析、これを踏まえてのSEO対策、記事のライティング、場合によってはプログラミングやディレクション業務などにも進んで取り組まなければならなくなるかも知れません。

こう聞くと「なんだか大変そう」「家事や育児と両立できるのか?」なんて思えてきますが、実際にはこれまで代表がひとりで回して来た業務の一部を受け持つようなイメージですから、とんでもない量をバリバリこなして欲しいと要求されることはまずありません。できる範囲で、できることにひたむきに取り組んでいれば、これほど毎日楽しみながら日々成長できる環境はないでしょう。むしろ、代表が成功させたいと夢見る事業を共に追うことができるという点に、大きなやりがいを感じることと思います!

わたしも初めて雇っていただいたウェブ制作会社は、代表がひとり、そしてわたしと同期で入社したスタッフがひとり、という3人体制でした。右も左も分からない手探り状態でしたが、セミナーに参加してみたり、本を読んだりしながら、なんとか成功事例を増やしていく中で、ノウハウや自信が身に付いていき、一年、二年と勤めるうちに、スタッフがもうひとり増え、ふたり増え、いつの間にか人に教える立場となっていくのも感慨深く、非常に達成感がありました。

代表者ひとりという法人のメリット

また、代表者ひとりという法人のメリットはこれだけではありません。
彼らは、会社を立ち上げた当初は「業務委託で充分だ」と感じていたハズのウェブ制作スタッフを、どこかに不便を感じて「雇用しよう」と思い至り、在宅ワーカーを募集しています。つまり、応募者に求めているものは決して高い技術力や実績ではなく、「仕事のしやすさ」であったり、「馬が合うか合わないか」「ビジネスパートナーとして迎え入れたい人柄か」というように、内面的な部分や人間性などを重視する傾向にあります。実務実績では経験のある応募者に適わない「ママデザイナー」にとって、これはある意味優秀な人材と唯一横並びになれるチャンスと捉えることもできます。

驚くべきことに、中には「主婦の女性はポテンシャルが高い」など独自の理論を持っていて、結婚や妊娠・出産経験のある人を積極的に雇おうとする人も居るのです!

ひとつ注意点は、応募者側も合う合わないの見極めをきちんとしなければならないという点です。

マルチタスクで長く独りでやっているような社長は、自分のビジネスモデルに自信もプライドも持っていますから、指示したことだけを黙ってこなし、あまり文句を言わないスタッフを必要としているかも知れません。一方で、制作サイドのことは一任したい、自分は営業に専念したいと考える社長であれば、進んで意見・発案したり、秘書や補佐のような役割も買って出てくれるような積極的なスタッフを求めているかも知れません。

企業規模が小さいほど、社長のカラーは会社のカラーそのものです。ここが合わなければどんなに仕事内容が魅力的でも絶対に続きませんので、場合によっては業務内容よりも注意して確認してみてくださいね。

実績とコネクションが何よりも役に立つ世界!

最後になりましたが、こちらの章では「ウェブデザイナーからウェブクリエイターにステップアップ」するために必要だったことや役に立ったことなどをご紹介したいと思います。
ちなみに、ウェブデザイナーはウェブサイトのデザインやコーティングなど見た目や動きなどを制作する人、ウェブクリエイターはそれに加えてコンテンツ制作やマーケティング、SEOや集客など中身に当たる部分も手掛ける人を指しています。

ウェブデザイナーに必要なスキルと言えば、イメージやコンセプトに合わせてデザインを行うためのグラフィックデザインセンス、そしてそれをブラウザ上で再現するための知識と技術に留まりますが、クリエイターはクライアントからの要望や目的などをヒアリングしたうえで、どのようなウェブサイトやウェブコンテンツを制作すべきかを提案し、実際に運用してみて、数字を見ながらサイトをブラッシュアップしたり、運用益を上げるための戦略を立てたり、これを実行する能力も必要になってきます。
さらに、社外の人や他部署の人と連携して仕事を進める機会も多いため、コミュニケーション能力も欠かせないと言えるでしょう。

ウェブデザイナーからウェブクリエイターにステップアップしたいと考えたときにもっとも手っ取り早い手段は、あるウェブサイト制作チームにおけるディレクション業務に携わってみることです。
「ウェブディレクター」という肩書を与えられていなくとも、コンテンツ制作やライティング、ウェブ解析やSEOについて積極的に学び、意見していくということはできるはず。もし、クライアントとの打ち合わせに同席を許されるならばお願いしてみてもいいですし、ヒアリングシートを参照させてもらえるなら見ない手はありません!

実績とコネクション

また、自分の可能性を広げるためには、ウェブ制作に限らず幅広いジャンルにアンテナを張ることが重要です。
たとえばクライアントのサービスが美容関連商品の開発販売であることもあれば、学習塾であるケースもあります。メンズサロン経営のウェブ集客について考えなければならないこともあれば、収益物件売買についての情報サイトを制作しなければならないこともあるでしょう。ひとつひとつの案件について、必ずユーザーと同じ目線になって、少なくとも購買層が持っている知識量はこちらも心得ておくようにしましょう。

特に「ウェブライティング」はそうした知識なくしては取り組めない業務のひとつであり、クライアントの製品やサービスの強みやメリットに合致するニーズを持ったユーザーを集客するためにはどのようなページ構成にするべきか、いかに好意的な状態でクライアントサイトへの誘導を促すかというような、ウェブ広告に欠かせない考え方や知識を実務ベースで身に着けることができるため、チャンスがあるならぜひチャレンジしてみることをおすすめいたします。凄く楽しいですよ!向いてる人はデザイン業務よりも楽しさを感じると思います。わたしがそうでした!笑

もちろん「デザイン業務」という、ひとつのスキルに精通するのも素晴らしいことですが、現時点で分業化されているウェブ業界におけるそれぞれの業務の境目はかなり薄くなりつつあると言えます。phpが書けるデザイナーは当たり前、マークアップができるライターは当たり前となりつつある今日、広い知識とスキルを兼ね備えた「ウェブクリエイター」という人材こそ、変化の目まぐるしいウェブ業界で生き残っていけるポジションにあるのかも知れません。

とは言え、いくら「ウェブデザイナー」としてライティングやディレクション業務に携わることができたとて、そこからいきなり「ウェブクリエイター」へステップアップを図ることは容易ではありません。ウェブ制作会社やシステム開発会社でデザイナーとして働いている人であればライターやディレクターは既に別にいるでしょうし、そもそもウェブクリエイターを必要としていないチーム構成で制作に臨んでいる企業はたくさんあります。

そこで必要となってくるのが、「実績」と「コネクション」です。

実績については、どんな小さなことでも構いません!自分が制作したサイトはパフォーマンスが高い・Googleが公式に提供しているSEOチェックツールでハイスコアを獲れる・実際にオーガニックサーチで上位表示された・自分が書いたテキストコンテンツは関連キーワードが必ず100以上インデックスされる・自分が構成したウェブページはコンバージョン率が高いなど、なにかひとつでもウェブ制作における数値的な実績を持っておくと強みになります。
また、コネクションはクライアントや業務提携先の営業マン、他部署の部長やチームリーダーなど、どんなところからでも無限に広がっていくもの。常に緊張感をもって、ベストな自分を出し切り、評価してもらえるよう意識して仕事をするようにしましょう。

実際にわたし自身も、業務提携先の会社の部長からの口利きでウェブデザイナーからウェブクリエイターへの転職を果たしましたから、決して「夢のような話」ではありません!「成功できるのはほんのひと握り」「ずっとは続けられない」と言われることも多い在宅ウェブ制作のお仕事ですが、実績とコネクションさえ固めておけば在宅でも人脈や活躍の場を広げることができるのがウェブ業界だとわたしは思います。

在宅ウェブデザイナー

さて物凄く長くなってしまいましたが、これでわたしの「ウェブクリエイターママになりました」のお話を終わります。最後までお付き合いくださりありがとうございました!